【清正公】熊本の震災について【くまモン】

  • LINEで送る
熊本の復興を願って

皆様こんばんは。
昨日4月14日夜、熊本県熊本地方を震源とする大きな地震が発生しました。
多数の家屋が倒壊し、尊い命が犠牲になりました。

断続的に襲ってくる余震。寒空の下で夜を明かした方も少なくないと聞きます。
心からお見舞い申し上げます。

歴史好きな私にとって、熊本城があるここは特別な場所です。
子供の頃、熊本へは旅行に行ったことがあります。そのときには地元の朗らかな人々に迎えられ、とても楽しい時間を過ごしました。
馬刺しも美味しかったし、草千里の空の高さは忘れられません。

だからこそ他人事とは思えませんし、ささやかではありますが自分の出来ることをしたいと思います。

名将・加藤清正公が全知全能をかけて築いた熊本城も地震によって石垣が崩れ、屋根瓦が崩れるなど被害を受けました。

しかしお城など古来の日本の高層建築は、地震が発生したとき重たい瓦をふるい落とすことで倒壊を防ぐ設計になっています。
事実、最大震度7という激震(熊本市内は6弱)に見舞われながらしっかり背筋を伸ばして立っている熊本城の姿には希望が見えます。(建築当時から存在する宇土櫓も無事でした)

「官軍に負けたのではない、清正公に負けた」

これは明治初期の西南戦争の折、西郷隆盛がつぶやいた言葉と伝わります。
不平士族を率いた西郷は新政府の鎮台兵(守備兵)が守る熊本城に1万4千の大軍で総攻撃をかけました。
しかし「武者返し」と呼ばれる垂直以上の角度を持った石垣に阻まれ、西郷軍の兵は誰も城内に入れなかったといいます。
また100箇所以上掘られた籠城用の井戸が城兵を助け、ついに熊本城は西郷軍を退けます。

清正公の時代からお城に守られている熊本。

ゆるキャラ「くまモン」の語源となった、大らかでたくましい「熊本もん」。

女装と全く関係ない記事でしたが、この土地に暮らす方々の苦しみが一刻も早く取り除かれ、癒え、そして復興に向かうことをお祈り申し上げます。

御免!!

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。