「女装沼」の恐怖について教えてもらった話

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女装沼

みなさまこんばんはでござる(ヽ´ω`)きゅー

賞味期限切れのお寿司を食べてお腹痛い女装侍でござる。

食べてしばらくしてから期限切れに気づくという後の祭りな状況でしたが、日常生活でも取り返しがつかないことってありますおね。
交通事故とか、多額の借金、ギャンブル漬けで家庭崩壊などなど(´;ω;`)

実は拙者たち女装男子のあいだでも社会生活が崩壊している方々が増えているんだそうです!!

その現象を業界の識者(なんかいやでござる)は「女装沼に落ちる」と表現しているそうな……(ΦωΦ)

女装沼」!!なんだか怖い響きでござる(;´Д`)!!

拙者がこの言葉を知ったのは、先週末に参加したプロパガンダ(過去記事『最初で最後「女装ニューハーフ プロパガンダ」に行った話』)で某年配の有名女装さんとお話したときの事でした。

「◯◯ちゃんホルモン打ち出したって」
あー沼落ちしたね

……?

沼落ち?

なんでござろう(´・ω・`)?

その言葉が気になった拙者、思い切って聞いてみたのでござる(`・ω・´)ゞ

……。

聞かないほうがよかったかも(;´Д`)ガタガタ

かいつまんで言うと「女装沼」とは、女装にのめり込み過ぎて社会生活や家庭が崩壊してしまうこと、だそうです。

——

例えば……Aさんという30代前半の男性がいました。職業は営業。妻と小学生の子供との3人家族です。
職場ではノルマに追われて上司から虐げられています。安住の場所となるはずの家庭も、夫婦関係がいまいちです。

そんな生活の中、たまたま「女装」という趣味に出会います。
初めて女装サロンでお化粧をしてもらい、緊張しながらバー・ラウンジに出ると、お客の男性たちが「可愛いね」と褒めてくれます。
日常生活で他人から褒められる経験のなかったAさんはすっかり舞い上がってしまいました。

女装って楽しい!!
どんどんのめり込んでいきます。
自分で服やお化粧品を買い、女装友達と一緒に外出したり。

そしてオカマ好きな男性に「可愛いよ、本当の女の子かと思った」と口説かれ、ついに抱かれてしまいました。

女装しているときは自由でした。
「男」の鎧を脱ぎ捨てていられるからです。

こんなに居心地の良い世界があったなんて!

女の子になっていると落ち着くし……もしかしたら、私って心が女の子なのかもしれない(*´ω`*)!!!

そういえば小さい頃は女子の友達のほうが多かったし云々。

そうだ、だから自分は生きづらいんだ。
本当は心が女の子なのに、抑圧されていたのだから!

そのころAさんは女装にのめり込むあまり、仕事に遅刻をしたり休んでしまうなど、社内の信用を失いかけていました。

「自分の心は女の子」と信じているAさんは、ジェンダークリニックに通いだします。
性同一性障害のカウンセリングを受け、ホルモン注射を打ち始めました。

そして半年後、妻とも離婚し、昼間の会社も辞めて、ニューハーフヘルス(風俗)でお客さんを迎えるA子さんがいました。

「A子ちゃん綺麗だね。昔から心が女の子なの?」
「うん、今まで男性で生きてきたけど……ずっと違和感で悩んでたの」

Aさんという男性がいました。
Aさんはもういません。
A子さんがいます。

——

少しホラー仕立てに書いてみましたが、この話をしてくれた年配の女装によると、この界隈ではよくある話だそうです。

恐怖のあまり、金◯がヒュンってなりそうでしたが「ド変態かつ女好きの拙者は大丈夫(*´ω`*)」と少し安心したのでした。

御免!!

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